6月は通勤は何度もしたけど、ロングライドとなると新潟シティライドのみ。
一人で100km以上走るとなると5/14の大石ダム以来のことになる。
とあるブログにヒントを得て加茂~栃尾のコースを考えていた。
珍しく出発予定時間前に走り始める。
STRAVAは6:56スタート。
朝は曇っていたけど予報は次第に晴れ、気温も30度近くまで上がるらしい。
夏用のCafe du Cyclisteの白いジャージを初めて着る。今日は日焼け止めのアームカバーもすぐに着用した。
信濃川沿い両川の集落までは県道1号、
小阿賀野川を渡ってからは堤防上の道を進み、
小須戸を過ぎてからR403で加茂市内へ入りコンビニに立ち寄る。
途中に左膝の違和感が出てソール裏にシートを挟み、
暫く前に数ミリ上げたサドルも元に戻した。
ここから山道へ入り暫く店もないさそうだし、
気温が上がってきているので塩分補給も兼ねてDakara塩と果実を購入。
第一目的地、加茂の下条川ダム。
市街地からは割とすぐで標高もない。
事務所の玄関脇に自転車を止めるとすぐに2階の窓から、
「ダムカードですか?」と呼びかけられる。
ダムカードを所望するローディが多いのだろうか?
玄関へ降りてきたおじさんは気さくでファイル片手にどこからと聞かれた。
新潟からだと答え、これから栃尾の刈谷田川ダムまで行くつもりで、
でも帰りは電車で帰ると伝えると、
「あぁ、輪行だね。」
輪行という単語が突然出てきたので少し驚いた。
少しの間会話をして走りだす。
ダムの水面が低いのは治水目的だからなのかな。
釣り人が多数いた。ダムの周りには自然研究館という施設もある。
ダムの奥へ進み林道で下田地区へ抜ける。
草刈りのシーズンなのか、今日はどこに行っても道端は草刈り直後の状態。
おかげで幅員は確保されているが、昨日までの雨で所々水たまりや水の流れがあるのでゆっくりめのペースで進む。
ダムから暫くは少し登り降りがあり、分岐を過ぎて登り区間になる。
それほどきつくも長くもなく、その後は長い緩やかな下りが続く。
下田地区へ出ると景色が開けて一面緑の田が広がる。
雲も夏らしくなってきた。
R290には出ずに平行して走る県281を上流へ。
ここから県9で市街地の裏側から栃尾へ入る。
調整で左足は良くなったがこんどは右膝痛が。
持っていたMont-bellのハンカチを右拇指球の下に入れてカントを調整してみた。
この後は左足中心でダンシングも多用しながら上りはなんとかこなす。
結局痛みは続いたものの、それ以上はあまり悪化せず最後までペダルを回せた。
前のシューズに比べるともっとソールの拇指球部分を上げないと行けないようだ。
いよいよ長岡市。平成の大合併で大きくなりすぎて場所を伝えるには行政区名は使いにくいものになった。いまだ「旧~」の方が通じやすい。
緩やかな上りが続く県9、
写真を撮っていると1人のローディが声を掛けて過ぎて行った。
この後は下り基調だけど膝が痛く追いつけない。
その人は途中から左折して一山越える道へ行くようだ。
刈谷田川ダムヘ栃尾市街地を通らずに行ける道なので、
自分も調子が良ければついて行きたいが諦めて予定通りのルートで。
それでも市街中心へは入らずにR290から農道で菅畑地区を抜ける。
緩やかな段々畑が続く。
しかし殆ど左足に力が入れられず20kmも出せない。
刈谷田川沿いにでたところで、
さっきの過ぎていった人とすれ違う。
もうダム帰りか。。。
ここからはあと少しでランチ予定の「ドライブイン刈谷田」&ダム。
しかし、この時点でダムへ上るのはやめてゆっくりランチして帰ろうと決めていた。
山間の集落は趣深い木造住宅があちこちにある。
町中のペコい建売とは違う、時間が染みこむ建物だ。
到着は11:20ころだったかな。
山菜定食が目当て油揚げを捨てて選んだランチ場所。
ごめんくださいと声をかけると、2階へどうぞ通される。
しつらえは素敵にレトロちっくだが、しかし整然と準備がされていた。
まだ誰もいない大部屋で一息。
今の時期は流しそうめんもできる。到着時には1組だったそうめん客が、僕が食事を終わる頃には待ちが何組もでていた。
一人で流しは寂しいので、誰かと来た時はやってみたい。料金は@500円だ。
廊下に貼ってあったグランドメニュー。
10分位すると、来ました。
山菜盛定食750円にニジマス塩焼き450円を追加した。
当然山菜は保存してあるものを使っているのだが、
歯ごたえもしっかりあり、ちょっと甘めの味付けで美味しい。
ニジマスは方も大きく満足感がある。
頭は骨ごと食べたが思いのほか味香りが良かった。
1時間近くお店にいただろうか。
駐車場の前にダムへ向かう道へショートカットする坂が見えた。
しっかり休憩もしたので膝の痛みも治まり、
ちょっと上がって見ようかという気になり、
結局ダム堤体まで行ってしまった。
今日の取れ高。
ここもダムは梅雨時なのに水位が低くグリーンベルトが見えていた。
ダムから下の方のを見る。市街地はもっと右奥だ。
時間を見ると3時の電車はこの足ではちょっときつそう。
のんびり道の駅など寄って予定通り16:04東三条発で帰ることにする。
下りとはいえ、ちゃんと漕ぐとやはり右が痛む。
町中近くまで戻ると「道の駅とちお」は日曜ということもあり賑わっていた。
特に単車が多いのは周りに山道が多くツーリングに向いているからなのだろう。
同じ2輪でも自転車は見かけない。たまたまか。
本日のアイスタイム。
ふつーの味でふつーの値段250円。
時間もあるので栃尾市街地で寄り道。商工会館は特産品やちょっとした食べ物もあるみたいだったが中へは入らず。ここは次回来たら入ろう。
その奥にある謙信ゆかりのきれいなお寺でお参りした。
市街地を走ってみると古い町並みが多い。
うまくやれば観光に結びつきそうだ。
味噌など醸造、油揚げ、日本酒と名物も多いし。
栃尾からは見附経由で三条へ向かう。
目的は、
と、
マルナオさんの方だけOpen Factoryを見学。
どちらもおしゃれすぎてお店は入りにくい。
汗かきジャージにカチカチシューズだと特にね。
木工ー彫刻ー大工道具ー箸
マルナオの歴史が紹介されていた。もちろん工場は日曜なので誰も働いていない。
ここの箸を使っているが丈夫でしかも使いやすくとてもいい。
値段もかなりいいけど、毎日使うものはいいものにすべきだとこの箸を使ってづくづく思う。毎日使うから充分元は取れるよ。
15:15だったかに到着。電車までは1時間近くあるが、ひとまずコーラを飲んで、ダラダラと輪行の準備をしたり汗を拭いたりしているうちに時間が経つ。
出発の20分程前に改札を入ると、列車はすでに0番線にいた。
新しくきれいな車両だ、クモハE129-12。
先頭の席を確保。
人生2回目の弥彦線、まして昼間は初めてだ。
東三条からすぐに高架に上がり北三条は高架駅。新交通みたいだ。
しかし吉田駅近くになると田んぼを一直線に弥彦山に向かって走る。
いい路線だねえ、こっち方面に来たらまた利用しよう。
その後、越後線が10分ほど遅れて17時半過ぎに自宅に到着した。
帰宅後に参院選投票に出掛けた。
夕飯はガーリックシュリンプ。
味付けはナンプラーのタレとパクチーでハワイからアジアよりに。
新メニュー「ガリパク」はビールが進むイケる出来栄えだった。
(116km, 1249m, 5:52:44, 19.8km/h, 2738kcl)