出掛けに一応確認したけど「例年通り」、
この言葉に意義を挟ませない堅い決意のようなものが伝わってくる。
今日も真夏日の予報。
これだけ暑くなると早朝出発して昼前に帰ってくるのが体のためにいい。
健康の為に始めた自転車、
面白くなってしまい、次第にドを超して反って体に無理をかける、
というのはありがち。
ペースを抑えながら国道を西へ。
今日はこの先、山登りをする予定なのでこの坂もマイペースに登る。
赤い橋の途中で止まって撮影。手前はなんの花だろう?
すでに気温は26-7℃を超えている。
間瀬にできた新しい公園。
なんのために作られたのかわからない、だだっ広い広場。
ここの自販機でボトルに補給。
ここからの登りで飲んだり、被ったりできるように「水」にした。
あの頂きの向こうまで今日は登る。
初めてだ。
間瀬集落からスカイライン入口へ。
今までだとこれくらいでも、ひと峠登ったなぁという高さ。
昔はよくカプチーノとかアルファロメオで来たもんだ。
そのころはまさかチャリンコで登ろうとは思いもしなかった。
地図で見ると弥彦スカイライン間瀬側コースは3つの区間にわかれている、と思う。
最初の1/3は旧料金所から「だいろ坂」まで、ゆるいカーブや直線が多い。
つづら折りのだいろ坂区間、10個のヘアピンカーブがほぼ規則的に現れる。
それを抜けてから頂上までのやっぱりキツイとこある後半の区間。
コースは始まるとじきに10%区間に入る。案の定最初からキツイ。
わかっていたので気をつけてはいたが、心拍が上がってかなりつらい。
登る前に一度負荷かけておけば良かったのか。
でも後戻りはできないと、辛い辛いと思いながら黙々と登り続ける。
せめて5%くらいの部分があればいいのだけど、
ずーっと8%くらいの一定勾配で、一息つく場所がない。
何人かの人が「こんにちわ~」と過ぎていく。
いつかあんなペースで上がれるようになるのだろうか?
別に遅くてもいいけど。
時速はだいたい9km台。
息が上がらないスピードをキープして登っていると、
ヘアピン入って半分ほどのところで、少し楽に感じるようになった。
体が慣れてきたというかペースがつかめたというか。
ヘアピン区間を抜けてしばらくのところに佐渡見台というところがあった。
ここでバイクを降りて絶景を撮ろうと思ったが。。。
晴れていても佐渡は全く見えず。
弥彦山頂駐車場を望む。
距離はもう少しあるが、標高的にはほぼゴールしている。
多宝山と弥彦山頂の間の嶺から越後平野を望む。
ここは景色がいいのは知っていたけど、車だと駐車できない場所。
その点自転車は気楽でいい。
山頂には9時ころ到着した。
ところで、久しぶりにカメラ(PEN E-PL3)を背負ってきた。
いつもはコンパクトは17mm f2.8を付けっぱなしなのだけど、
今日はわざわざ14-42mm f3.5-5.6にしてきたのだ。
でも思ったよりワイド間もなく、ズームも中途半端だった。
ズームリングも手動で回さないと撮影モードにならないし。
頂上の駐車場でもタワーの先まで入らず。
結局iPhoneで撮影。
このままでは益々カメラを持ち歩かなくなりそうだ。
フィッシュアイキャップレンズでも買うか。
山頂の売店は調理物の準備がまだとかで、
コカ・コーラと持ってきたコンビニおにぎりを食べる。
朝食を目的に早朝ライドといのもアリだな、と思う。
STRAVAの初だいろ区間タイムは 35'37"
みんな最初はどれくらいで登るんだろ??
20分ほど滞在の後、弥彦側へ下る。
このルートだとずっと山側車線を走れるので高所恐怖症のおいらでも大丈夫。
ハンググライダーの場所。なんかいまいち高さとか奥行き感とか伝わらない。
いつかあの海岸線を走って直江津へ行こう。
頂上でメールをしたらリクエストが帰ってきたので立ち寄った中村屋。
それにしても外界は暑い、このままでは熱中症になること請け合いだと思った。
急いで帰ろう。
帰路途中、平沢清水にて冷水補充。
必ず沸騰させてから飲んでね、と書いてあったが、もちろんそのまま頂いた。
そしてボトルに入れた水を頭や腕にかけながら走った。
ヘビイチゴ(たぶん)だ、懐かしい。夏だね。
やはり軽い頭痛っぽい感じ、熱中症ぎみだ。
と思いながら、暑いと思いの外ペダルが回るので記録を狙って踏んでしまった。
suika tt 2 17'09" 34.8km/h 出た!
体温がまた上がった、夏の日中ライドは危ないな~。
青山海岸。夏の過ごし方として正しい人々。
そして間違っている自転車乗り。
帰宅後の昼食、うなぎの代わりに豆腐と豚肉の蒲焼き風と素麺。
ビールは抜きよ。
3時過ぎ新潟市の中心部に出かける。
今日は特に買い物もなく、イオンの食品売場にできたワインバーで一杯。
これから職場関係先の夏祭りに顔を出して帰る。
午後5時半を過ぎて気温はまだ30℃。
暑い1日だった。
ヒルクライムねぇ。記録やレースはともかく、たまにはちょっといいかも。
山の頂上は景色いいし。
そうやってちょっとずつハマっていくんでしょうか?
今日のヒルクライムに向けて右の靴を調整してみた。
拇指球裏と踵の内側にインソールを切ったものを入れ、カント角をさらに大きくした結果、全く痛みが無くなった。
ちょっとしたことで劇的に変わる、シビアだなぁ。。。
(84.9km 3:39:37 2067m)