飯豊へ 峠とまたぎの里

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そろそろ遠出を計画しないと、どこへも行かなくなっていまうかもしれない今年。
ふとしたことでウェブで見かけた樽口峠がきれいだったので、飯豊の里ライドを計画した。

ライドの出発地点、道の駅関川へ向かう。
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今日の予定は、
国道113で小国町まで行き、小国の道の駅で小休止、
そこから林道で最初の峠「朴木峠」に登り飯豊連峰を眺める。
峠を下って県15から第二の峠「樽口峠」を目指す。
残雪の飯豊連峰を再度拝んで飯豊温泉へ下り、入浴と昼食。
そして戻る、というコース。

 

1時間弱で道の駅おぐに。
サイコンのセンサーが反応しなくなって、ちょっと手間取った。

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そこから少し走ると林道の入り口がある。

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スタートしていきなり急坂が始まったのは予想外。
勾配は10%前後だろうか、10km/hも出ない。
遅すぎてサイコンが停止と判断してしまうことも数回。

 

距離にすれば約5km高低差260mしかなかったのか。
弥彦の半分なのにキツかったのは体が鈍っている証拠か。


道の向こうにポッと残雪の嶺が見えたら頂上。
この瞬間はちょっと感動する。

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峠には名碑とちょっとしたスペースがあるだけ。
途中、何台かの車とすれ違ったけど、ここにいた間は誰も来なかった。

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きれいな景色に感動しながら、色々な角度で写真を撮ってみる。

残雪と新緑というのはこの時期ならでは。
秋もいいけど、今の方が好きかもしれない。

 

 

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上りが急なら下りも急だ。
カーボンホイール+ラテックスチューブには厳しい。

ブレーキを握る握力も必要で、途中で止まって休んだりした。
ほんとにディスクブレーキが欲しいと思った。

 

下って樽口峠に向かう道の途中。集落とは言えないくらいの数軒の家。

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観光わらび園というものがあった。

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急な斜面には蕨を採ってる人多数。
こうゆう観光があるのは知らなかったなぁ。
わらびの為に丸裸になった山肌が続く景色は、
山あいで突然出会うとちょっと違和感があったけど。


わらび園を通り過ぎると樽口集落。この外れから林道が始まる。

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この峠もそこそこキツかった。

 

そして、
到着した峠の頂上には、もっと違和感のある景色が広がっていた。

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大混雑の駐車場に車、車、人、人。

わらび採りの人たち、駐車場の脇にブルーシートで簡易の屋根をかけて、
多くの人たちが食事をしていた。イベントなのか、ここも観光わらび園なのか。 

 

そんな人達を気にせず、記念撮影。

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眼下にはわらび園が広がり、遠くには飯豊の山々。
さっきの朴木峠よりも山の姿は近く大きい。

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梅花皮滝を撮ったつもりが的外れ、案内板わかりにくいぞ。
もっと左だったみたいだ。
帰ってきてから、世界的にも大きくしかしほぼ無名の滝だということを知る。

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一本桜じゃない木と山。

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あんなに大勢の人がうじゃうじゃいると落ち着かないね。
撮影するだけして早めに下山を開始。
もし、次に来ることがあったらもっと静かな時がいい。

 

峠の頂上がほぼ正午。
いい時間なのでお昼&温泉に飯豊温泉に向かう。

 

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温泉入り口の橋からの眺め。

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沢と山はやっぱりいいね。うん。

 

川入荘は隣の梅花皮荘の別館。
川に面した露天があるのでこちらに決めた。

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お昼のLOが1時だというので先に飯かと思っていたら、
注文だけ先にしてくれればお風呂が先でもいいとのこと。

ではそうさせていただきます。
入浴500円と天ざる1250円を払ってお風呂へ。

 

建物を出て川の方へ少し降りていくと、
洗い場もなく浴槽のみの野趣に富んだ風情のある露天風呂があった。

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自転車は汗をかくけど風に当たりっぱなしで体も冷えている。
温泉が気持ち良すぎてしかたない。

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いつか、泊まりのライドをしてみたいなぁ。
ライドあふたーの温泉&ビール!

 

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お蕎麦は味は普通かな、盛りはやや多め、山菜の天ぷらはシャキッと美味しかった。

このあとは、出発地点まで下って行くだけ。
川入荘のすぐ近くにあるまたぎ資料館に立ち寄る。

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建物の2Fには昔の猟の様子や道具、剥製などが所狭しと飾られている。
1Fは小さな売店と割と広い食事処になっていた。

 

 

玉川という集落から振り返る飯豊の山々は、
まだ残雪をいだいていて、山里の新緑によく映えいていた。

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関川に戻ったときにはヘトヘトに。

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体力が落ちていることを痛感。。。