今年は東へ向かうことが多いかもしれない。
稲刈り間近の平野を抜けて新発田方面へ走りに出かけた。
今回の目的は二つ。
7月までは災害復旧のため通れなかった新発田南部林道をライドオン。
そして「内之倉ダムバーチャル体験カード」をゲット。
ゆるゆると8時半に出発。曽野木〜横越経由で水原・瓢湖へ。
この時期は野鳥もいなくて寂しい。
R290を北上して月岡温泉街へ。
ここで早めのランチを済ませて林道へ行く予定。
カリオンパークの建物の中の、これまたちょっとさみしい感じの食堂で、
食券を買って待つことしばし、普通のラーメンが登場。
まずくはない、普通の美味しさ。
すごく汗かいたりしてればかなり美味しく感じるかもね。
お店の外では猫にゃんが昼寝。
水を買って、登りに備えるため低浸透圧ドリンクを作った。
森林基幹林道 新発田南部線 出発点
ここから内の倉ダム側、中々山集落までの峠越えは何キロあるんだろ。
林道入口のすぐ近くにある荒川剣龍峡。
年配の人が数名散策していた、どこから来たの?と声をかけられた。
ここから登りが始まる。
思ったよりきつい峠だった。
久々の峠なのか、かなり息が上がる。
途中、撮影ということにしてあっさり足つき、休みながら登った。
遠くに蒲原平野と日本海が望め、それはそれで気持ちのいい景色だ。
この時期はやはり熊避けに鈴をつけている。
頂上付近に数台の車と人がカメラを構えて何かを待っている。
訊ねると、「鷹の渡り」を待っているのだという。
谷筋に上昇する気流に乗って飛んでくる鷹を日がな待つ人達、
物好きだなと思うのはお互い様だ。
向こうもこんな山奥までわざわざ苦しい思いをして自転車で上ってくるなんて、
と思っているに違いない。
峠を降りる。
急だ・・・、ブレーキを掛け続けたら、ホイールを触って温度を確認。
あちちになったら止まってクールダウン、を数回繰り返して下る。
カーボンホイールとラテックスチューブだからしかたない。
こちら側の方が勾配はきついみたいだ。
下りきった中々山集落の田んぼは黄色く輝いていた。
川を渡り内の倉ダムへの道を登る。
事務所の玄関にあるスタンプを台紙に押した。
8月後半からの台風や前線で雨が降り続いたせいで、ダムはすっかり水を蓄えている。
3つ目のスタンプをもらいに向かったのは、
新発田城址公園にある自衛隊の施設、白壁兵舎広報資料館。
入り口の受付の自衛官の方が施設の説明してくれて、
スタンプだけ押して帰るわけにいかなくなり、
時間も気になったけど展示を見ることにした。
旧日本軍のころから現代までの様々な資料が沢山展示されている。
自衛隊の施設でも一番大きい展示館らしい。
この方面に詳しくない僕でも貴重なものが多そうだと思う。
佐渡出身の陸軍中将本間雅晴の掛け軸。
全然知らなかったので今ちょっと調べた。
詳しくはここに書かないけど
うーん・・・、歴史は学ぶためにある。
資料館を出ると前の道を自衛隊車両が何台も通り過ぎていく。
さすが駐屯地。
新潟市内じゃ絶対に見ないもんな、この手の車。
このあと、「寺町たまり駅」でスタンプラリー完成の証、
内の倉ダムバーチャルカードをもらって、
アイス(すごい硬くてスプーンが入らなかった)食べて、
しばし休んだ後、新潟へ帰投。
いつもの関屋分水でライドを終了する。5pmころ
114kmで1771mと久しぶりに獲得標高が大きい。
この林道は次は来年かな。