ONGAKU

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真空管ヘッドホンアンプでJAZZを聴く日曜の午後・・・

最近、再び音楽を聴く環境が気になるようになってきた。

でも我が家ではスピーカーで音楽を聴くことを許可されていない。
隣に迷惑になるからということでだ…
聴いてるうちにだんだん音量を上げたくなるからね。

 

そこで、今年の1月に奮発して買ったのがこのヘッドホン、
ゼンハイザー "SENNHEISER"

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自宅でゆっくり聴く目的なので大きさは関係なく有線のものが候補。
地元のヨドバシでいろいろなメーカーを視聴したがゼンハイザーが好みの音だった。
さらにたくさんあるモデルをヨドバシでいろいろ聞き比べ候補を絞り込む。

HD600, HD650, HD660S
そして予算的に買わないけど、HD700, HD800S, HD820
HD820にいたっては20万を超えるプライス。

これくらいの価格になると、違いは音質の良さというよりはそれぞれの特徴に近い。
600番台で一番好きな音だったのがHD660Sだった。

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さすがにHD820は別次元の音の広がりと緻密さだったけど、
選んだHD660Sはちょっと頑張れば買えそう(か?)なHD700より好みの音だ。

インピーダンスが150Ωと低めなのもポイントの一つ。
150ΩだとiPhoneから直に繋いでも鳴らないことはないけど、
後日ポータブルアンプとしてFiiO Q1 Mark IIを購入してみた。

iPhoneからデジタルで出力してDACとアンプ部が別になったおかげで、
1万ちょっとのFiiOでも音質の違いは歴然だった。

 

これまでBOSEの音が好きでポータブルスピーカーやイヤホンを使い続けてきたけど、
SoundSport Freeのバッテリーの持ちが悪くなってきた。

完全ワイヤレスはリスクやデメリットもある。
(外出時に落としてなくす、内でローラー等の運動時にタオルで汗を拭くと落ちやすいなど)

そこで主にZWIFTローラー用にと、SONYの左右がつながっている安いワイヤレスイヤホンも使ってみた。外音が聞こえて防水はIPX4、音質も許容できる程度。

しかし、やはりもう少し音の良いものも欲しくなり、
11月に購入したのがこれ。

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またSENNHEISERというのは偶然。IE 40 PRO
ウェブでも評判が良いモニターイヤホンで実売も1万円ちょっと。
純正から変えたイヤーピースにだいぶ投資をしてしまったけど、
評判の良いfinalをいくつも試した末に落ち着いたのは、
SpinfitCP100(L)。クリアーのかさに黄色い軸が派手で目立つ。
本体をクリアーにしたので余計に軽い感じだ。

音は左右に広がるというか分離感があって高音がBOSEに比べると強め。
Spinfitに変えて低音もよく出るようになった。サイズはLじゃないとだめだった。

 

 

さて、話は真空管ヘッドホンアンプ。
シンセンオーディオAPPJ PA1502Aミニ真空管アンプ
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真ん中がプリ管6N4/12AX7
左右のパワー管は 6P6P/ECC83/ECC803/6V6 を使っている。
ハイブリッドと呼ばれるプリは真空管だけどメインはトランジスタ
というタイプではなく、プリもメインも真空管を使用している。

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プリ管は付属の中華製を最初から東芝製の12AX7に変更済み。
松下が国内最後に製造終了したのが'79年なので、
これはそれ以前のものということになる。製造年て調べるとわかるのかな?

 

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左が東芝(マークが懐かしい)で右が付属していた中国製の管。
真空管なんて触るのは中学生以来かなぁ。


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実働まだ数日で時間も30h未満だけど、
これとHD660Sで聴くと耳に優しい気がして、
いつまでも聴き続けられる。

特に昨日届いた Stan Getz の「Soul Eyes」はたまらなくいい。

スピーカーで部屋を音楽で満たしたいのはやまやまだけど、
機器以外のものに音質が左右されにくいヘッドホンリスニングも
評価がしやすくて、それはそれでいいと思った。