ミニベロBianchiをいじる

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Bianchi Treviglio

ビアンキ・トレビリオ、ここ10年は使っていなかった。
いつ買ったっけ?17-18年くらい前かなぁ~
当時7万円くらいだったと思う。

その前に乗っていたのは1万円ちょっとの折りたたみだったので、
これに乗った時の走りは感動的な軽さだった。
これを妻用にと勝手にして、翌月にはBD-1を自分用に購入した。
BD-1に乗ってあちこち行ったけど、自分にはサイズが大きくて、お尻や首や肩が痛くて長距離は乗れなかった。今は、知り合いの息子さんにお貸ししている。
(あげてしまってもいいけど)

 

コロナウィルスのせいか、何となくじっくり何かをしたり考えたりすることが多くなってきている。以前から、乗れるようにしたいと思いながらも、ラックにかけてオブジェと化していたトレビリオ。今年のGWは会社も自粛でヒマになので、この際動かせるように整備しようと思い立ちネットであれこれ調べた。

 

バイクの状態はというと、
タイヤは経年劣化でヒビはないもののプラスチックのように固くつるつるになってきている。ブレーキは渋い。前輪のホイールを回すとゴリゴリいう。8段のグリップシフトも動きは重い。

 

とはいえ、全部を一気には予算的にも時間的にも技術的にもできそうにない。
一番問題がありそうな、ホイールのゴリゴリ。
ホイールを新品に入れ替えることも検討したけど、20インチ406でナット式というのはなかなか情報がない。組んでもらうのがよさそうだけど、これはまたそのうち。

Amazonで注文したのは、チューブ、タイヤ、ブレーキ一式(レバーとブレーキ、ワイヤー)、それにかかわる若干の工具と消耗品。

 

まずはホイールをばらして、ハブのグリスアップに取り掛かる。

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初日は、ばらすところでおしまい。
2日目、
ハブにベアリングを戻してグリスを入れる。
最初こんなものかなという量を入れて、組み戻してみるとハブの回転が渋い。
再度バラシてグリスを追加して戻す。

この時の締め込み具合というか、玉当たりの調整がよくわからない。
なんとなくこんな感じかなというところでやめた。

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タイヤが間に合わずチューブだけ手元に届いたので、タイヤは古いRitchyのまま試走した。普通に回る。
初めてのグリスアップだからこんなもんでしょ。


GW中1日だけの休日。
タイヤが届いたので交換してポタリングに出かけた。

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今日はブロンプトンもレンタルサイクルで借りた。
Mハンドルの3速でタイヤはオリジナルからシュワルベのKOJACに交換済み。
そのためか走りが軽快で気持ちいい。

Bromptonいいなぁ~

この前後で何度か借りて20㎞以上の通勤にも使用してみたが、
とてもいい。
自転車に乗ってるぞ、という感じだ。
ロードバイクとはまったく違う感情。

アップライトなポジションのせいか、
風景の中を走っている実感がする。

 

(この1週間後には結局注文していたよ・・・)

 

海沿いをのんびりサイクリングした後は沼垂で長崎ちゃんぽんを食べる予定だったが、
お店はコロナのため自粛で休業中。

じゃぁということで、寿司「弁慶」へ移動した。
GWのど真ん中の12時に、
待たずに席に案内されるというのは、まさに非常事態。

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そんな非常事態も、お寿司は変わらず美味しい。

 

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ひかりものから貝から赤身、またひかりものに戻って最後は穴子で〆る。
おなかは一杯だ。

少しばかり人の増えてきた、ピア万代をうろうろして多少の買い物。

自転車だから買いすぎないところがいい。

 

自宅に戻るとブレーキが届いたので、さっそく交換作業に取り掛かる。

このBianchiにはプロトレックというVブレーキがついていた。
整備するのも面倒なのでシマノに交換。

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初めての作業ということもありハプニングが。

リアの左側ブレーキが取付ねじがさびて固着していたため、ブレーキアームの取り付け台座ごと抜けてしまい焦る。
再度思いっきり締めなおして、外れてほしいねじに何度もCRCをかけたら何とか外れた。

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交換したブレーキの利きはさすがシマノ

指1本で軽く引けるようになった。


久しぶりに自転車に乗る楽しみを実感。

ロードバイクに飽きたわけじゃないけど、
やっぱりどこかルーティン化しているのだと思う。

 

きっとこれから、
新しい場所へ、世界へ、
小さな自転車が連れていってくれるはずだ。