行ってきました苗場ジオサイクリング、雨に挫けて見送る私。
予報通りのぐずつく天気の中、
早めに出発して津南へ向かう。
今年は出発地点のグリーンピア津南のキャンプ場に前泊することにした。
途中、夕飯の買い物をした十日町で土砂降りになる。
グリーンピアはほぼ雲の中、霧雨。
あいにくの天気にも関わらず、多くのファミリーがすでにテントを張っている。
3時に現着した僕が一番遅いみたいだった。
キャンプはみんな開始が早いのね。
管理棟で受付を済ませる。
キャンプ場もGoToトラベルが適用になり、割引が聞いて7500円→4800円くらいになった。ちょっと嬉しい。
当初はテントを張ろうかとも考えていたけど、
天候がどうなってもいいように、カナディアンハウスというタイプを借りた。
荷物を降ろして車は駐車場へ。
10棟ほどのうち利用は3棟、ひと家族は緊急避難的な感じで室内利用、もうひと家族はテントにタープも張って本格的キャンプ。
室内は火気使用ができないため、隣の棟の家族が入り口側のデッキにコンロを置いていたので、建物の裏側の芝生にタープを張った。
カナディアンハウスは、水回りもトイレもないタイプ。
ロフト付きの室内は照明が1つと棚、冷蔵庫があるだけという簡素なもの。
バンガローになると、お風呂とトイレまでついているようだ。
初めてのキャンプ、しかも事実上ソロということで、タープの位置や向きを迷ったり、なんだかんだ設営に時間がかかる。
その後、管理棟で薪とお風呂券を買い、グリーンピアの大浴場でお風呂に浸かった。
ホテルの施設が手軽に利用できるのはなんとも便利だ。
5時過ぎ、暗くなる前に焚火を開始。
この時は、雨はほとんど降っていなかった。
ビールと刺身で宴を開始。
タープの中からキャンプ場を見る。
霧が立ち込めてきた、遠くのかまど場にも火が見える。
なかなか幻想的な雰囲気になってきて、初キャンプが盛り上がる。
Voigtlander Nokton 25mm F0.95
焚火からウッドストーブに熾火を移して、
持ってきた味付きの白モツをスキレットで焼く。
来る途中で買ったのと油を忘れたせいで、
がんがん肉がくっついて焦げができるが気にせず焼いた。
この後、メスティンでご飯を炊いて、
残りの肉でキノコ汁作って食べる予定だったが。。。
上の写真を撮っていたころから、雨が本格的に降り始めてきた。
焚火をタープの際まで引き込み火力の維持を試みる。
雨に伴い風が出てきた。雨に濡れた焚火からは煙が多く立つようになり、
それがタープ内に吹き込んでくる。煙が目にしみてしょうがない。
焚火台の位置を変えてみたり、タープの張り方を少し変えてみたりして抵抗を試みたが、雨も風も弱まる気配がない。
いよいよ火の維持も困難になってきてぎぷあっぷ。
土砂降りに近い降りのなか、荷物を建物内に片付ける。
タープも風が心配なので撤収した。
その後、仕事を終えてきた友人が合流、再度風呂へ入った。
雨は夜間もやむことはなく、翌朝を迎える。
2日前は降らない予報だったので、ちゃんとした雨具を買わなかった僕は、
降り続く雨の眺めながら欠場を決意した。
決めてしまえば気持ちは軽い。
ある種のさわやかな後悔とともに参加者を見送りにスタート地点へ。
といってもキャンプ場のすぐ横だけど。
行ってらっしゃいみなさん。
ブリーフィングの頃は空も明るくなりやんでいた雨も、
スタートするころには振り始めてきた。
気温も低いし1日走るのは無理だったな、と言い聞かせる。
のんびり撤収作業をしてまた風呂に入って、
ちょっと早めのランチはお蕎麦屋さんへ。
十日町の由屋さん
10時半を回ったころの入店ですでに満席という人気店。
5分ほど待ったのち席に案内された。
蕎麦と天ぷら盛り合わせを注文。
お客さんの数のわりにどこの卓もスムーズに料理が出てきているようで、
長く人気店としてやってきて調理もサービスも無駄がないのだろう。
天ぷらは多いほうを頼んだ、朝昼兼用だからね。蕎麦は普通もりだったかな。
ふのりの入った蕎麦を食べるのは久しぶり。
市内のお店で食べた時は、歯ごたえがつるつるなだけの印象しかなかったけど、本場のお店だからなのか美味しくいただくことができた。
用はないけど、十日町にきたらとりあえずここに寄る。
そしてお土産を買う。
その後、時間もあったので寄り道。
ここは水力発電の資料館と公園がある。
無料でキャンプができて、そして、夜景が綺麗。
いつかのために下見に来たのだ。
公園からは眼下に信濃川と長岡方面の街並みが見渡せた。
芝生もきれいで水場やトイレも清潔だ。
必ずいつか来るぞ。