たくさんの大きなテントが明りを灯す夜のヘッドクォーター。
1年ぶりに戻ってきたここで初キャンプは冬仕様だった。
1時ころにチェックイン、サイトをどこにしようか、最初にAからDサイトを見て、次にG,Hもチェック。そのころには雨にみぞれが混じるようになる。
小さなテントとタープで臨むため、就寝時以外は屋外で過ごすことになるので、風のことが気になる。
最終的にはBサイトの底地と悩んで、Aサイト最上部、Bサイトの炊事場に近い場所を選択。Aサイトの最上部には高さ2-3mの土手があるのでそれが風よけになることを期待した。
設営の途中、タープを広げる前にみぞれがあられに変わり本格的に降る。
広げる前のタープ下でしばし悩む、帰ろうか・・・。
でも去年強風であえなく撤退して以来のリベンジキャンプ、しかも寒さに備えてお布団シュラフもレンタルしてるので、踏ん張ることに決める。心強い仲間もいるし。
午後2時前。設営直後のキャンプフィールド、HQ方面を望む。
3時頃。天気はめまぐるしく変わり、青空が広がる。
しかし右手、西側には黒い雲が。
乾杯の泡を1杯飲めば覚悟は決まり、気分も楽しく宴は始まる。
まだ少し凍っている焼き鳥も焼くよ。
熱燗も投入して日没前にはよいよい。
気温はぐんぐん下がり5度を切る。
NEMOのタープ、シャドウキャスターはそのかっこいい形が災いして、風を防ぐ張り方がしづらい。こうゆうときはDDタープの方が対応しやすいかもしれない。
夕暮れが迫るスノーピーク。
売店で1束広葉樹の薪も購入した。
夜になると晴れ間が多くなる。
寒さが染み渡る夜空に星が瞬く。
テントでの冷え込み対策は予め考えてあった。
テントのインナーの上に、テント(レジャー)マット→折り畳みマット→再度テントマット→折り畳みマットorエアマット→ダウンシュラフ→スノピのお布団シュラフ(夏用)。シュラフにカイロも入れたので、朝まで暖かく眠ることができた。
朝、今回の設営の様子。
風が来る西側にグラウンドシートを追加して寒さ対策にした。
どことなく難民のバラック感が漂う。
チェックアウトしてお昼は行ってみたかったこちらへ。
下田のそば屋、山河(さんか)。
開店直後から次々とお客さんが来てすぐに満席になった。
オーダーは三蜜肉そば。
おいしい蕎麦だった、また来たい。
お店のすぐ裏に流れる五十嵐川。
この川の氾濫でお店も流された。でもまたここにお店を構えている。
最低温度は幕内で1度台だったから、外は間違いなく氷点下。
冬のキャンプに向けていい経験をした。