真夏、新潟の内陸は暑い。
九州に近づく台風のせいか、以前の予報よりだいぶ気温が高めになったいたが、
曇る予報だったので出かけた。
結局昼からは普通に晴れて気温も上昇。
特に内陸は田んぼを渡る風も熱風で体温が下がらず、
またもや熱中症に。
真夏は半日で帰るのが正しいと思う。
出掛けになって心拍計が見当たらずワタワタ。
結局無しで、30分遅れの5時半に出発。
早朝から蒸している。
天気は曇り、しばらくこんな感じで東へ走る。
1時間走ってコンビニで朝食。
誰かが野菜ジュースが水分とミネラルなど、両方取れるのでいいと言っていたので実践。
7時半、本日の最東端地点、新発田市松浦のファミマ。
先の出湯でパン屋に寄るつもりなのでここはスルー。
8時、出湯温泉に到着。
ちょうど開店した出湯温泉パン工房でパンを買い2回目の朝食にした。
開店直後ということで大きなパンが多かった。
後で調べたら五頭あんぱんという5種類の餡が練り込まれたパンらしい。
ロードバイクで持って帰るにはいささか・・・
木陰は涼しさがあるが気温がぐんぐん上がってきた。
今日は足の調子がいまいち。
左足の裏が痛いのと、足が重くて回らない感じ。
1日走りきれるのだろうか。
R290を走り安田で阿賀野川を渡り馬下へ。
ちょうど踏切に差し掛かったところで遮断器が鳴り始める。
すぐ先の駅に車両が止まっている。
反対の方から下りの列車がやってきた。
1時間に1本もないダイヤで出会うのはラッキー。
以前に偶然通ってその雰囲気の良さに感動した馬下の真っ直ぐな道。
R290よりこちらを走るほうが気持ちいい。
でも、今日は暑い。
次の補給に予定していた、村松蛭野の黄金の里だったが、
ここはあてが外れた。
10時の開店直後、営業中の札はあってもお店の人は見当たらず。
2階の食堂はともかく1階にも誰もいない。
前はここで、きのこ汁やおこわ食べれたのでちょっと期待していたのだが。
仕方ないのでYes Coke!を注入して出発。
7月からの記録的な少雨が続く新潟。
早出川ってこうなるのか。上流のダムの貯水率は低くないんだけど。
地下に流れてるのかな。
今年の稲の作柄はどうなんだろ。
村松から加茂へ向かいます。
補給ができなかったので、買ってあったバー食品(バナナ味)を一口食べてみるが、モサモサして美味しくない。何度か買っているけど、僕には合わないな。
ほうじ茶味の羊羹をちびちびやりながら、昼食予定の下田へ。
峠ではないけど、ちょっとした登りでも気温のせいで、キツイ。
下田へ下る途中、ふと見ると100km。
やっと半分、もう半分。そしてあと半分あるということだ。
この辺でアームカバー装着、なんだ付けたほうが涼しいじゃないか。
暑すぎる。
用はなかったけど、漢学の里に寄って売店で涼む。
ランチをどこにしようか調べた結果、
とにかく一番近いところで早く涼もうと思い、
八木茶屋という食堂に決めた。
一瞬ホントに営業中?と思うくらいの、拒絶感のある佇まい。
だけど暑くて外にいられないので、ガラガラガラ。。。
一組の親子連れがラーメンを食べていた。
テレビでは昨日のゲリラ豪雨のニュースが流れている。
体を温めてはいけないと思い、冷やし中華。
名物の山塩ラーメンも気になったが、いつかの次回に。
30分程店内で休み、ここでレッグカバーを付けて出発。
八木ヶ鼻を抜け、
大谷ダム分岐の先、工事事務所の自販機で水分補給。
八木茶屋の隣の自販機は水がなかったのでパスしたのだけど、
ここに自販機がなかったらだめだったかもしれないくらいの暑さ。
電解質パウダーを水に溶かし、残りの水をかぶる。
笠堀ダムに到着。H23年の豪雨時の放水では下流が洪水になり、嵩上げ工事をしていた。4m高くなったらしいが、貯水量はどれくらい増えたんだろう。
管理事務所でダムカードをもらう。
嵩上げ後の新デザインが先月から配布されている。
嵩上げ中のバージョンももらっておけばよかったか?
でも、遠いんだよね、途中の平野が長くて単調だから、なかなか足が向かない。
ダムカードラリー、そういえばやってるんだよね。
休んでる間にもそれらしき人が何組か来ていた。
どのみち自転車じゃ無理だな。
しみじみ、自転車を見る。
VELOFLEX MASTERは今回の200kmライドで最後にしようと思っている。
買って嵌めたばかりの頃。VELOFLEXの白い文字も眩しい。
その頃の記事を見たら、このタイヤ初めて出かけた時(2016/8/22)も、
高温でのロングライド。
新発田の加治川ダムから三川、沼越峠を越えて加茂へという160km。
やっぱり熱中症で三川のきのこ園でしばらく動けなくなっていた。
2年で3000km以上も共に走ってきたからね、
色んな所へ行った。
記録用の意味も含めて服装。
何やっても暑いよ、今日みたいな日わ。
フラフラの下田~見附への分岐。
地元のスーパーに立ち寄る。
止める瞬間に体液が沸騰しそうな感覚。
取り敢えず中で涼みながら物色。
ちょうどサイズのロックアイスもガリガリ君も桃太郎のバラ売りもない。
みつけたのがコレ。
凍り具合がシャリシャリの(つまりカチンコチンより緩め)ものを選んで購入。
ホントは中で食べたかったけど駐車場の自販機の影で体を中から冷やす。
体の中に冷たいものが入っていく、
今必要なのは水分じゃなく、これだった。
生き返った!
これが今日最高の食べ物だった。
これでなんとか生きて帰れた気がする。
そんな冷却効果も走り出すとすぐに薄れ、
再び頭痛がする。
水を浴びながらひたすら走る。
お盆だからね、お地蔵はどこもおめかしさせてもらっていた。
見附へ向かう県道、丘を越える。
どんどん暑さがましているようだ。
平野に出る。一面に広がる稲田は頭をたれ始め、
吹き渡る風は・・・・、炎のようにあづい~
長岡市押切あたり。またもやスーパーで冷却、ただただ店内をうろつき冷却。
その後、信濃川沿いの堤防上を走るが、風は変わらず熱く、足は重く、頭は痛い。
分水まできた。資料館の外水道で頭から水をかぶる。
弥彦線にでてコンビニでウィダーを補給。
一気に元気が出てきた、効くもんだ。
その後しばらく30km/hで走る。
温泉街を横目に岩室通過。ここまでくれば、気分的には着いたも同然。
そして、ついに初の200kmひとりブルベが終わる。
6時35分ころ、関屋分水。
距離的にはなんとか行けると思っていたが、
やはり気温の高さが大きな障害となった。
ホントに大会ならDNSか、午前でDNFすべきだ。
いつもの夕景をしばし眺める。
ライドの終わりはいつもここにしている。
216.4km 1,108m 4,544kcal 9h05m (13h05m)
腰とお尻が痛いのが課題だな。
涼しくなったらまた。