松之山 2024之弐


2週連続で松之山に行った。

朝8時に出発。今回は、R402,116で柏崎から松代へ向かうルート。
ずっと下道だ。
こちらの方が山道が多くて情緒があるきがする。
時間は1hほど余計にかかってしまうけど。

出雲崎の手前でR402からR116へシフト。海岸を離れると雪景色に代わる。
普段住んでいるところは雪がないことが多いが、冬の新潟は雪のない場所の方が珍しいことを実感する。

途中、西山あたりで雪が強くなってきた。
何日か前にみた予報では日月は曇り~晴れだったのだが、
予報が変わっていたようだ。

11時現地着。チェックインを済ませる。今日は5-6組とのこと。

 


今日は Hillberg で荷物も少なめなので、急坂を上がった最上段に決めた。
昨夜から降った雪が圧雪された場所。

先週の反省から、寝床の水平はしっかり確保したい。
横にテントを広げてサイズを見ながらサイトを平らにした。

 

設営完了の様子。ナロの前室を開けて、Unroof のリフレクタープをアジャスト。
タープの後はテントの後側のポールの根本2点から引っ張り、サイドはプラペグにゴムでひっかけた。


地面が雪なのでテントのポールの根元6か所はペグなし。
その代わりガイラインは6か所とも平ペグで固定してテンションを掛けた。
11時から始めて、テント内まで設営が一段落したのが、13時。

レストハウスへ行ったら、ちょうどスキー競技会が終わったタイミングで、店内は親御連れで混雑していたのでランチは断念。

 


テントに戻りもしものために買ってきたカップヌードルを食べた。
お湯沸かしの際、OptimusバーナーをOD缶から液出しで使ってみた。
余熱がいらないので楽だ。

13時なるとキャンパーさんが2人ほど設営を始めた。
1段下に1組、なぜか僕の目の前、他に誰もいないのになぜここに・・・

そして一番奥の山際までそりを引いて行った人が一人。

設営途中でスキー場の人が話かけているのを見て、
もしや、新潟の某有名Youtuberかも、と思う。
その後も一人、スタッフさんらしき人が、差し入れらしきものをぶら下げて歩いて行ったことで確信に変わる。
そりを引く姿も、テントも見覚えがある。
設営前に立ちしょんしてると思ったのは、用足しではなく、感謝の儀だったと理解した。

 

2時過ぎてきたので、いつものお風呂へ。


日曜の午後の割には混んでいなかったかな。


そして、こちらもルーティン化している十一屋での買い物。
今日は、缶ビール2本(クラシックラガーとエチゴビール)、3デシの松乃井と謙信を1本ずつ。

スキー場は先週比で倍以上の積雪になっていたけど、
まだでも温泉街を歩くと、例年より少ないよね。

 

夕方16時半、火をつける。
雪も断続的ではあるが本降りになってきた。


今日の焚き火台は、またもUnroof Cabin の Third Stove Titunium。
組み立て前はコンパクトでザックの隙間にすっと入り、
そして使用時は燃焼効率がよく手間のかからない、今の僕の一軍スタメン焚き火台。

雪国新潟ではありがちだが、降雪時は気温がそれほど下がらない。
今日はまさにそのようだ。
焚き火と反射板で十分暖かい。
ホッカイロとワークマンの難燃撥水防寒着、そして足元はソレルで防御はしてるが。

 

今日のコックピット。


雪上にアルミシートと帆布シートでリビングを作り、
クレイジークリークの座椅子にパット、そして寝床兼用でBOCのコットカバーを掛けて寒さ対策、足元は掘り込んで座れるようにした。

薪はコメリの細割り2箱とこちらで買った針葉樹系の1束と充分確保。

 


6度目の松之山でついに本格雪中キャンプになった。
わくわく半面、本気の大雪になったらそれはそれで心配だが、
予報では降っても時間1mm以下なので一安心。


雪の状態からしても外気温は氷点下になっていないようなので、
幕内は6-7度をキープしている。


夕飯はアンコウ鍋。南部鶏の手羽、なめこも入っている。
味付けは、鶏だしのプチっと鍋、後で味噌を追加。

今日はどうも体調がすぐれないので、これだけ。
来る途中からちょっと吐きっぽかった。

飲んだら治る(?!)のだけど。

 


19:42 このころで5cmくらい新雪が乗っただろうか。

 


19:44 鍋に入れた〆のうどんは食べきれなかった。

 


20:50 そろそろ焚き火もおしまいにして就寝の準備を。
お茶飲んでるときかなこの写真。
足元は設営時は長靴だったが、風呂に入ってきてソレルに履き替えた。
作業用→長靴、滞在用→ソレル だ。
座りっぱなしで動かなくても、全く足が冷たくない、ポカポカだ。

 


21:56 スキー場北側の集落。こちらもいつ見てもきれいだ。

 


22:03 トイレから戻り、テントのフロントを閉じて寝床に入る。

 


2:59 0時ころ一度目が覚め、内側からテントをたたいて雪を払った。
テント脇の雪を見ると、降った雪は自然に滑り落ちているようだ。

 


最低気温は-0.9℃、雪の降る穏やかな夜はこんなもんでしょ。
7時までシュラフの中にいた。
今回のスリーピングシステムは、
テントフロア→HillsField Blanket→EXPED 6R→BOC cot cover→Klymit Inatia Ozone→Nanga 1000DX
とても暖かく寝心地もよかった。

3時以降はあまり降らなかったようだ。



朝食用に買ってきたパネトーネを温める。


・・・焦げた。


パネトーネに合いそうだったのでルバーブジャムを持参。
イタリアのクリスマス菓子なのか。美味しかった。
朝、甘いものを食べるって外人ぽいな。



奥のゆうさんも同じく7時ころから行動を開始していた。
それにしても、ヒルバーグとアンルーフタープの連結はかっこいいな。
居住性も悪くないし定番化しそう。


10:30撤収完了。
朝食が簡単だったせいか、荷物も多くなかったせいか、意外と早く終わった。
ザックとソリ1台で荷物が納まった。(実際はこれにワークマンのアウター上下があった)

撤収終わりに駐車場でゆうさんに声をかけて少し話をした。

ゆうさん自身、松之山は今年最初だそうだ。
人気があるようですでに400組以上キャンパーが訪れている。
今回張っていた一番奥の場所は景色がいいからぜひやってみたらとか。
奥の底地(夏は田んぼ)は雪が少なくてまだ使えない。など。

 

11時を過ぎたので、ファイルを返して、ラーメンを食べにレストハウス雪椿へ。

オーダーしたのは雪椿ラーメン1200円。


内容としては、卵でとじたうま煮麺に、普通のラーメンの具が乗っている感じ。
具がダブルだ。美味いよこれも。
ボリューミーだけど結局スープも大半平らげた。


しんこ餅を買いに。まるたかのおばさんは話好きだね、お隣とは正反対。


今までだと帰りの湯は、鷹の湯か十日町の千年の湯だったけど、
地図を見たら近かったので芝峠の「雲海」というホテル


これはホテルの下の道からとった写真だけど、
露天の浴槽に浸かりながら同じ景色が見える。
苗場山~谷川岳~巻機山とパノラミックビューに感動。
これからは天気が悪くなければここだな・・・。

今までキャンプの中でもトップクラスに楽しかった、なぜか。