少し気温は低そうだけどよく晴れた日曜日、カメラを持ってほぼ1か月ぶりの遠出に出かけた。
（写真は蛭野集落）
東京など7都県に緊急事態宣言が出ている。新潟も街中の人出は減って、夜の繁華街は閑古鳥も鳴かない。
散歩などの運動は別に規制されるわけじゃなし、どのみちいつもようにぼっちライドなのでリスクも少ない。そんな事を考えながら自転車に乗らなければならないなんて・・・、ほんの数か月前と世界は全く変わってしまった。
それでも春になれば花は咲く。
準備に時間がかかり8時半過ぎに出発。
信濃川沿いの堤防を走る。やや追い風でペースも快調。
第一お花見ポイント、川沿いのバス停も桜に囲まれている。
この時期はどこを走ってもお花見ができるな。
信濃川堤防から新津市街へ向かうとすぐ桜並木のマイロード桜の舞うみち。
調べたらの紅吉野という品種らしい。早咲きなのが散り始めていた。
そこから村松へは石油の里経由で新津丘陵を超えるルートをとった。
にいつ石油の里に到着。
ここも濃色の桜が散り始め、花びらが炉端に吹き寄せられている。
怪獣と桜。恐竜か・・・
丘陵を越えて平地を走る。自転車もぽつぽつ見かける。
2時間ほどで村松公園に到着。
桜はまさに満開のタイミングだった。
例年なら付近は大渋滞のはずだけど、今年は宴会禁止なので園内の人も少ない。
桜の樹の下で記念撮影。iPhone11の超広角で撮った。
この春のベストショットだな、きっと。
自転車を押しながら園内をふらふら。
日当たりのよい草地の一角で、持ってきたおにぎりを食べる。
蕗味噌のよい香りが口に広がり、全身で春を感じられる。
開放的な空間の公園は家族連れにとっては、数少ない安心できる外出先なのだろう。
遊具のある場所や広々とした運動場には、それなりに人がいる。
時間があるのでもう少し足を延ばすことにした。
秋のぎんなんで有名な蛭野を抜けて、
黄金の里会館へ。
ちょうどお昼時ということもあり次々に車がやってくる。
名物のむぎきり、まだ食べたことないな。
前に来たときは１階の休憩所で汁物をやっていたので期待してきたけど、
昨今の状況でなにもやっていなかった。
山菜も安い、が、今日の積載量では無理なのであきらめる。
なんかお土産対策にバッグ工夫したいなぁ。
とって返して村松公園。
少し前にテレビでやっていたのを思い出してこちらのレストランへ。
公園の付属施設っぽい会館の中にあるここは、昔、新潟大学の近くにあったレストラン、シーボニアのシェフがやっているとか。
TVではステーキランチが美味しそうだったけど、僕のチョイスはジャンボエビフライフ定食。
丼のごはんに小鉢やサラダにデザートもついて1200円ぐらいだった。
大海老は確かに大きく、タルタルもたっぷりで食べ応えあり。
でもちょっと火が入りすぎていたかな、エビがふっくらというより、がっちり歯ごたえのある状態だった。
おなかがいっぱいなのでどうしようがと思ったが、残しちゃ悪いと思って頬張ったら、意外と美味しかった、ティラミス味と桜風味のミニロール。
でも、腹がパンパンでライドには影響出そう。
COVID-19対策でタマ公もマスクをしている。
帰りはずっと向かい風、20-23KMくらいしか出ない。
新津市街に近づいたところで道と並走している川沿いの桜並木道に入った。
小さな川の両側に桜が植えられ遊歩道も整備されている。
何度もこの辺を通ってたけど初めて気づいたな。
桜や料理の写真はLightroomでちょっと調整した。
今日はうっかりしていて、持参したOM-D E-M10 II のバッテリーが最初から少なく、
ゆっくり写真を撮れなかった。
それにチルト可動式のモニターが、チルトの角度によって映らない現象が最近出てきている。サドルバッグに入れて走ってるので振動も気になる。
今年から使い始めたLEZYNEはバッテリーの心配が全くなくていい。
1か月前のライドの際に充電したきり、今日終了時点でも半分くらい残っている。
今日みたいな走りが目的じゃない平地中心のポタライドは、心拍計を付けずに出ることにしている。あればHR見るけど、必要ないからね。
