苗場プリンスと田代スキー場を結ぶゴンドラに初めて乗った。
先週は車で出かけたのだが、今週は急遽JRにすることにした。
苗場なんてほぼ東京までの半分の距離。長時間の運転はやだしね。
2枚セットで割引になるチケットを進められ、往復とも新幹線を利用することにした。
2枚2人で同時に使っても、一人で往復でも使える。湯沢-新潟間は2枚で7700円。
9時過ぎのエキナカはお土産屋は空いているものの、飲食系はほぼ開店前。
1軒だけ空いていたカフェに入った。
食べたのはドイツのシュネーバルというお菓子を少しアレンジしたもの。
「ゆきたましゅねばる」をさらに砕いてアイスと盛り合わせてある。
シュネーバル(Schneeball)は英語のスノーボール。
小一時間、駅で時間をつぶして10:10の路線バスに乗る。
駅からは親子連れとスキーを持った人2名、老夫婦が乗り込んだ。
1時間の道中1組が乗り込んできたが、苗場プリンスホテルまで乗っていたのは、僕ら2人だけだった。11:00
ホテルの玄関前でゴンドラ山麓駅へのシャトルバスに乗り換える。
ゴンドラの料金は季節によって異なり、この新緑の季節は2000円だが、ウェブのクーポンを使ったので1800円だった。
いよいよ、25分の空の旅に出発。
乗客も多くないので、8人乗りのゴンドラだけど、1組1台ずつ乗り込んでゆく。
鉄塔の立つ峰のは終点ではなく、山頂駅はもっと先だ。
全長5481m日本最長のゴンドラ、2つのスキー場をゴンドラで結んでいる。
途中エメラルドグリーンの湖面が見えた。
調べたら清津川にある電源開発のダム湖面だった。
途中2か所、ジェットコースター並みに急斜面を降下する。
峰のてっぺんに差し掛かったときには下が見えないのでとてもスリルがある。
雪解けの水が美しい川面を越えたり、吹き上げる谷間の風にゴンドラが揺られたりと、飽きることなく過ごせる。
25分の小さな冒険が終わるとかぐらスキー場田代エリアに到着する。
思えば大学生の時にみんなでスキーに来たっけ。
それ以来だから30年ぶり訪れたと思うとちょっと感慨深い。
見渡しのいい場所までゲレンデ斜面を少し上ってみた。
どうやらバス観光のグループはここで昼食のようで、
同じお弁当を食べている人たちがあちらこちらにいる。
ふきのとうが満開だ。
採っている人もちらほら。ここはだめだと思う、自然公園だから。
気温は15度くらいかな。
Raphaのウィンドブレーカーが役に立った。
ビールを飲んでしばしまったり。
今日は自家用車じゃないから、のんびりとした休日になっている。
なぜか帰りの方が短く感じるのはなぜか。
プリンスホテルがはるか彼方に見える。
よく、こんな距離を繋げようと思ったな、すごいなプリンスホテル。
ホテル行のシャトルの時間をよく考えなかったので30分以上待つことに。
そこで、珍しくクレープを食べみる。
アップルシナモンのホットクレープ。
思いの他美味しかった。上でも大したもの食べてないしね。
14:10 プリンスホテル前からバスに乗って越後湯沢駅へ戻る。
行きに貝掛温泉で降りた老夫婦が、帰りもバスに乗ってきた。
帰りの新幹線は特に時間も決めていなかったけど、
1時間くらい湯沢駅でぶらぶらすることにした。
はたご井仙でお土産を物色。
その後駅のやはり井仙が経営しているイタリアンで軽く飲み食い。
越後ワインにテリーヌと山菜ピザを合わせて。
テリーヌもピザも観光地の駅のカフェっていうレベルではなく、
価格もリーズナブルで味も良かった。
おかげで帰りの新幹線はうとうと状態。
新潟駅には5時ころ着。
軽く飲んで帰ろうと入ったで、ばったり知り合いに会い、
その日は予定外の深酒になってしまった。