笹川流れへ岩ガキ食べに
世間は3連休。大きな災害の後、気温は一気に上昇して猛暑になった。
そんな日に無謀にもロングライドを敢行した。
高い橋が嫌いなので、車を積んでまた阿賀野川河川敷の公園まで移動。
7:30 そこからライドをスタート。
新井郷排水機場から新潟競馬場の脇を抜け、新潟東港R113~R345。
そこからはひたすら国道345号線を北上する。
最高気温の予報は31℃から33℃に変わっている。
スタートから25kmほど、藤塚浜海水浴場で休憩。
すでに家族連れが海水浴を楽しんでいる。
東屋のようなところで、持ってきたクッキーを食べる。
9時前なのに日陰から出られない。
そして自販機の水は売り切れている。
海沿いとはいえ道は熱い。
海水浴場のような波打ち際はとても風が涼しいが、
国道を走っているときは時折涼しい風が来るのみだ。
荒川を渡る。
9:45 橋のたもとの温度計。
まずいな~、この気温は。数年前の三川方面で熱中症だったときも33-4℃だった。
今日は峠はないけど。
10:00 岩船漁港到着
お店はやっと始まった感じで、
店内のどこにも「岩牡蠣」の文字が見当たらない。
まだ準備中かな?と思い、水分を補給して出発。
予定より遅れている。
村上を抜け三面川を渡ったところ。
遠くに瀬波の温泉街が見える。
村上から笹川流れまではまだ20kmもある。
海水浴場がアチラコチラに点在している。
関東や県外からのお客が多く、どこも砂浜は賑わっている。
新潟市内も水質はきれいだけど、こっちは水の透明感が違う。
やっぱり海底が砂地だとここまできれいじゃない。
笹川流れの入り口桑川へ到着。更に海水浴場は混雑。
JR羽越本線の桑川駅を通り越してちょっと行ったところが今日の目的地。
笹川流れ遊覧船乗り場。天ぴ屋という干物屋さんに海カフェという食事場所もある。
11:30 駐車場はほぼ満車で遊覧船待ちの人も多い。
さっそく昼食にすべく2階へ。
2階は遊覧船待合所を兼ねていて、食事の注文は1階でするというのがちょっとわかりにくい。
2階へ上がると港や海が見渡せる。
エアコンはなく天井の扇風機が回っているだけなのに、
表の暑さとは雲泥の差だ。やっぱり海を渡ってくる空気は冷えている。
まだお昼前なのか、程なくしておーダーが運ばれてきた。
おにぎりセット600円
干物4種、アオサの味噌汁、ところてん、漬物となかなかの内容。
もちろん、
岩ガキも頼んだ。
岩ガキは「時価」と表示されていたが、
お会計は他のものを差し引くと1200円の計算になる。
1個400円だからこのシーズンとしては高くないか。
1個目。
2個目。
3個目。
うまいのは岩ガキだけではない。
おにぎりもさすが岩船産で美味しい。
やや塩気のある干物も汗を多くかく夏にはうまい。
その干物を店の前で干している。
おじさんが黙々と作業をしている傍らにカモメがやってきた。
ちょっずつジグザクに近づいている。
これは、ほとんど「志村!うしろぉ!」状態。
食事で提供される他、下の売店では買ってその場で温めてくれるので、
次々に売れていき、食事が終わって降りてきた頃には一旦なくなっていた。
干物を干す台の下に映る影が作る模様が面白かった。
12:30 もうちょっと先にある眼鏡岩へむけて出発。
そこで折り返すつもりだ。
眼鏡岩。
このあたり、岩と小さな入江がトンネルごとに現れる。
その道端には県外ナンバーの車がびっしり。
粟島が正面に大きく横たわっている。
このあたりが一番近いのかな、
笹川流れの遊覧船。
画像にゴミのような・・・
拡大してみると、
船には必須の多数のカモメが周りを飛んでいた。
かっぱえびせん目当てだな、きっと。
桑川駅と道の駅を兼ねた夕日会館まで戻る。
お目当てはコレ。
「日本海ソフトクリーム」、まんまだな。
塩が入っているらしいけど、わからなかった。
暑すぎて熱中症気味だし、エアコン故障中で店内長居できないし。
あっという間に溶けて垂れた。
午後の一番暑い時間に、ここから75kmかぁ。
それでも、今年一番の碧い海と蒼い空に囲まれて走る1日。
そして、こんな日に走るのは自分だけじゃないんだなぁ。
流石に今日はすれ違うローディーは少なかった。
5時に車に戻り、5時半に帰宅。
レッグカバーを持っていかなかったので、
足がひどい日焼けになった。
特に右のふくらはぎ後ろ側。
真夏こそカバーは必携だ。
火膨れにならないといいけど・・・・
今日、新潟市の最高気温は34℃を超えたらしい。
146.8km 5'54"