裏磐梯で湖畔キャンプ


高原の小さな湖の畔で過ごす2日間。

天気はそれほど期待できない予報だった。


R49で会津に向かう空は灰色の雲が垂れこめている。
でも雨キャン覚悟だったので気分はふつう。

津川から高速に乗って会津坂下で降りて、伊藤精肉店というお店で馬刺しを購入。喜多方から裏磐梯へ登る途中でいい降りの雨になってきた。

今回のキャンプ地は曽原湖にあるほとりの遊び場キャンプ場


磐梯山は雲の中。ここは雨も降ってなかったようだ。
管理人さんと話をする。今日の利用者は先客の男性ソロと僕だけ、4時以降は天気がよくなるとのこと。


2回ほどテントの位置を微調整して設営完了。

 


次第に陽も差してくると、樹々の緑も水面も輝く。


湖畔とはいえ林間のようなたたずまい。
湖もキャンプ場もこじんまりしているので、今日のような空いている日はとても静かだ。


設営が終わって一段落して近くのセブンイレブンにビールを買いに行く。
途中に寄った道の駅でビールを見つけられなかったからだ。

次の日帰り寄ったらリーチインにちゃんと並んでいたけど。

 


管理人さんの言う通り、夕方になると雲が一気に晴れてきた。

夕宴の支度にとりかかる。


Youtube の料理人みつチャンネルで見た、ミョウガとねぎのおかか和えを作った。
あとは冷奴にすき焼き、ごはんも少し炊く。

 


そして前菜だけどメインの馬刺し。
今日寄った伊藤精肉店は注文すると切ってくれる。
100g1000円くらいだから価格は普通。その場で切ってもらったということもあるのだろう、過去一美味しく感じた。
どこかで辛いニンニク味噌を醤油で溶いて食べると聞いたので、ポン酢と醤油で味噌を溶き、大葉千切りを水に晒したものを添えて、150gを完食。

 

夕日の前にはすっかり雲もなくなって素晴らしい景色になった。

 

18時半を過ぎると夕焼けが磐梯山の山肌に赤い光を落とす。
今日の地面は小砂利の土なので存分にフリー座を使える。

が、この後夜の写真が全然ない。
隣のソロの人とフリー座を囲んで飲んだからだ。

 

夜半になると雲が出てきた。

 

日の出の4時頃からいつものように鳥が賑やか。
でも、未明から夜明け後、そしてより陽が上がる時間と、鳴く鳥の種類が変わっていくことを発見した。




6月、1816mの磐梯山には僅かの雪が残るのみ。
午前の光で荒々しい山肌がくっきりと見える。

 


フリー座とAmazonで買ったこの五徳の愛称がいい。


朝食 昨日の残りご飯はマモットの小さいメスティンをトランギアに入れて蒸して温めた。同じく残った卵は目玉焼き。そしてインスタントスープ。

コーヒーを飲んでのんびり。

 

 


入り口からみたキャンプ場。

 


写っている範囲がキャンプ場のほぼすべて。
とてもコンパクトなキャンプ場だ。今はコロナで10組まで。
湖畔に面して張れるのは5張りくらいかな。


サイト側から入り口方面。
左から男トイレ、女トイレ、炊事場。
ゴミも有料で捨てていける。

11時に撤収。

 

そして曽原湖でやりたかったこと。


カヤックに挑戦。
初めは左右にぐらついたり、まっすぐ進めなかったりしたが、アレコレ試しながら漕ぎ方を練習した。


湖上から見る磐梯山
今度は飲み物や食べ物を持って乗ろう。

お世話になった管理人さんにお礼を言って出発。
今日は平日なのに7-8組が設営している。人気の場所のようだ。

キャンプ場を後にして桧原湖北端へ向かう。

目的はここ、


早稲沢集落にある山塩ラーメンのお店、しお〇
大塩裏磐梯温泉の温泉水から作られるのが山塩、それを使ったラーメン屋がいくつかある。その1軒だ。

月曜午後1時近く、他に1組のお客がいるだけで空いていた。
ラーメンは、おいしい。新潟のさっぱり系のラーメンに近いが、味は山塩のうま味だろうか、塩気のなかに甘味もありしっかりしてる。
また食べたい。



その後、道の駅でお土産を買い、ずっと下道で帰宅した。

今回の最低気温は10度、さすが標高800mともなると涼しい。
朝方は寒くて目が覚めたくらい。NEMOのシュラフに、
ダウンは来てたけど、フリースも着るかインナーを厚手にしてもよかったかもしれない。