こうして五色沼を歩くのは初めてかもしれない。
キャンプ中日の過ごし方はそれぞれだと思うけど、
今回は山を下りずに裏磐梯の看板観光地を訪ねることにした。
五色沼湖沼群への入り口は2か所。今回はビジターセンターとは反対側の入り口、桧原湖畔の観光センターや物産館のある側からいってみることにした。
物産館の駐車場に車を留めてすぐにあるのが1枚目の柳沼。湖面に真っ赤な紅葉が写っている。物産館の中からも見渡せる沼で紅葉の美しさはここが一番だったかもしれない。
遊歩道を挟んだところにある小さな母沼。
やや日陰で湖面のコントラストが深い。こちらを撮っているのは大きなレンズを向けてる人だ。
どこまでとは決めていない、深呼吸をして秋を吸い込み、奥へ歩みを進める。
しばらくすると右手に見えるのが青沼。さすがにきれいだ。
るり沼は湖面越しに磐梯山が眺められるビュースポットだったが、
時間の関係か雲が多かったせいか、色は今一つだった。
さらに歩くこと数分。
森の向こうに青い湖面が見えてくる。
弁天沼。向こうに見えるのは吾妻山だろうか。この時は青空も広がり、湖面も青かった。
ここまで、のんびり写真を撮りながら1時間ほど。
少し足も疲れてきたのでここで引き返すことにした。
帰りの青沼。
鴨の親子だろうか。湖面はとにかく美しかった。
帰りがけに見る駐車場から見る母沼。
以外に裏磐梯は赤い紅葉が少ない。特に遊歩道を歩いて奥にいくとそうだ。
お昼はセブンで何か買ってサイトで食べるつもりだったが、
朝が早かったのでお腹もすいていたので、うっかり
ソースカツ丼ミニ。
前回の磐尚のこともあり、こちらはどんな味だろうか、物産館だからトロッとして酸味のある普通の味だろうなぁと主ながら食券を買うと、果たしてその通りのお味。
これはこれで美味しく頂きました。
キャンプ場に戻る途中の湖畔と家。あまりにきれいで車を留めて撮影。
カナダや北欧みたいだ。
一旦キャンプ場に戻り、テントの引っ越しをした。
一番入り口に近い場所から、ほとりの遊びばで一番人気のある特等席へ。
ヴィガスが畳まずそのまま背中にしょってえっちらおっちら。
小さな蟻が大きな餌を運ぶようで滑稽だけど、
周りの目は気にしない、ばらして再設営なんてめんどくさいから。
設営が終わったところで近くの温泉に。
地図で探した香の湯という鄙びた、寂れた、ワイルドな温泉。
流し場は昔あったようだ。脱衣場の横にその痕跡がある。
浴槽の周りに椅子とソープ&シャンプー、洗い桶が置いてある。
管理人のおじさんに浴槽のお湯を汲んですすいでくれと言われた。
言い様によれば野趣に富んでいる。
見る人によっては終わっている。
そんな湯処だ。
今回のサイト。念願のほとりの先端だ。
3度目でこのきれいな時期にこの場所で張れたのはラッキーかもしれない。
やっぱりここは特別な場所だ。
午後になって陽も出てきた。曽原湖に映る磐梯山を幕内から眺める。
みんなこの景色を見たくてここに来るのだ。
テントの中はこんなだけど・・・
秋深まる湖畔のキャンプ場
前回、ワンちゃん連れの隣さんは赤いHillebergだった。
今回、あっち岬のソロさんも緑のHilleberg、ナマッジ3GT のようだ。
最近興味があって情報収集中。国内在庫は、今ほぼないみたいだけど。
日没は4時50分ころ、もうじきだ。
2つめのランタンに灯を入れた。
今日のメインは鶏をソテー、
じっくり時間をかけて、上から重しをかけて焼いた。
2つめのTilleyランタン、Tilley BR49。
BR はたぶん British Railway。英国鉄道専用モデルのランタンだ。
特徴はプレヒート用のトーチがあらかじめついている。
働くランタンとしてアルコールを別に必要としないことが重宝されたようだ。
タンクからトーチにパイプが繋がっていて、バルブを開けて滲みだすようになっている。
今回初めて使ったが、灯油のプレヒートが難しい。
煙もくもく、いつまでも炎が消えず、火屋が黒焦げになった。
アルコールを使うという手もあるけど、練習しなくては。
ディナーができあがった。
Youtubeで見た通りの下ごしらえと焼き方。
味付けは下味の塩と焼く時のマキシマム(ナチュラル)。
簡単で美味しかった。
宵の口のサイト。
2泊目の夜が過ぎてゆく。
明日は早めの撤収だ。