真夏の裏磐梯


標高800m、小さな湖畔で過ごす1泊2日。

7月、前半は曇りや雨が多かったものの、データ上は30度以上の日は17日もあり、
23日以降今日(8/5)まで連日真夏日が続いている。
そんな最中にキャンプするとすれば夜から始めるか、涼しい場所へ行くかだ。
8/1真夏らしい雲が伸びる中、裏磐梯へ向かう。


ちょうど1か月ぶりに今年2回目の利用となる、ほとりの遊び場。
前回は当日飛び込み1組を入れて2組だけだったが、
平日とはいえ8月ともなると7組、うちファミリー2組と夏らしいに様子だ。

到着時の気温は23℃。道中の気温もそれほど上がってなかったのは、どうやら昨晩の雨のせいらしい。かなりしっかり降ったようで今日も涼しい。


到着時にはすでに4組が設営済または中だった。
小川の奥、先端にはカップル、最奥が女子ソロなのでその間を進められる。

すでに設営を終えて出かけているらしい2組の間に、こちらも設営を始める。


今日持参したのは、おととし以来のNEMOオーロラストームと新幕タープ、キョウキョウクラフトのマカオンTC。
いくら高原といえども真夏なので、タープ下にオールメッシュのインナーを持つテントで臨むことにした。


他の装備はだいたい同じ。
強いていえば夏なのに寝心地優先でコールマンの10cm厚のマットを持ってきたことくらい。コットは置いてきた。


隣のテント前にはアリーのカヌー、小川の向こうのファミリーは1組はSUP、もう1組はカヤック持参と、うらやましい人ばかりだ。

冷房と暑さなどのせいか、体調がいまいち。
横になり昼寝をして暫し休息。3時半を過ぎたので行動を再開。


入浴割引券をもらった裏磐梯レイクリゾートへ温泉に浸かりにでかけた。

広々とした大浴場と露天から檜原湖が見渡せる。気持ちのいいお風呂が1200→700円で入れた。

小一時間の温泉を楽しんでサイトに戻り、今日初めてのビール乾杯。


食彩というビールは。説明では泡が盛り上がるはずだったが、
特に何も起きず・・・


枝豆、キュウリをつまんでから、モツァレラチーズを切る。
赤ワインを出す。


今日のメインは牛肉と持ってきた夏野菜マリネ。
それにサトウのごはんを温めた。

 

8時を過ぎると満月に近い月が出てきた。



お酒をいつもより早めに切り上げコーヒーを入れる準備。


持ってきたのはPostoCoffee x 武島たけしのスペシャブレンド豆。
もちろんミルは持ってないので借り物。
ペーパーもミルと一緒に入ってたけど、肝心なドリッパーがないことに気づかなかった。カップの上にペーパーをじかに載せて淹れてみたが豆交じりになった。


寝るのがもったいないくらい夜の景色も素晴らしい。
ファミリーも夜は静かだ。しつけがいいのか、遊び疲れてしまったのか。

10cm厚マットとNEMOのシュラフは、最初こそ暑かったが夜半から朝方にはちょうどいいくらいの涼しさだった。
ちなみに最低気温は18.2℃だった。

 

夜は1₋2時間おきに目が覚めて、水分をとったりトイレに行ったりした。

朝はゆっくり7時前までテントの中で過ごす。


朝食。目玉焼き、シャウエッセン、赤だし。

朝食後、再度コーヒーを淹れる。
昨日は挽き目が細かすぎたので、ミルを適当に調整。
今度は北欧式にお湯に直接コーヒーを入れる方式にする。


ちょっと粗すぎたか・・・


粗い粒子が沈み切らずにカップへ入ってくる。
やはりもう少し細かい方がよさそうだ。
ノンフィルターの味はやはり少し優しく感じる気がする。

 

今回の設営をメモ代わりに記録する。
タープをオガワ張りにして、タープ下の後ろ寄りにテントを設置。
オガワ張りにした理由はタープ下のスペースを広く確保するためだ。
オーロラストームは前後室が80cmほど出っ張る。
就寝時の荷室としては便利だけど、タープ下に張ると思いのほかスペースをとることになる。


朝めし後にもテントでのんびりと横になっていた。
湖面から吹いてくる風はとても涼しく気持ちがいい。
夏には涼しいテントだ。やっぱり処分するのやめようかな、と思った。


10時過ぎ。周りも片づけが進み、早い人は帰っていく。

やっぱりここはいい場所だと思う。何度来ても。
また今年中に1-2回来たい。
次こそカヌーを漕ぐぞ。

 

撤収後、五色沼のひとつ毘沙門沼を見に行く。


車を降りた駐車場の熱気がすごい。
今日は暑くなりそうだ。

続いてビジターセンターを覗く。


裏磐梯の成り立ちや自然についての展示があった。

お昼は喜多方ラーメンにしようと決めていた。
向かったのは老舗の坂内食堂。


1時過ぎだったが店の外にも待ちの列が。

お店についてから、30分ほどでラーメンにありつけた。


久しぶりの正統派喜多方ラーメン
真夏のせいなのか塩味が強めに感じられたが、おいしかった。


避けていた真夏のキャンプも、準備と覚悟、
それに場所を選べば楽しめるのかもしれない。