生まれ故郷へ行く


池に浮かぶ小島のキャンプ場に以前来たのは、本格的にキャンプを始めた年の春。


寺泊で刺身、西山で薪を購入。
15:00上越市大池いこいの森キャンプ場(第3)

平日だが到着時には3組、私と同時に1名、あとから数組加わる。
さすが人気の場所だけある。前回の2年間は、確か右手の湖畔べりでやったはず。


とはいえ、前回よりは少なくまだまだ広々としている。

設営した場所は、サイトの奥にある林間エリアの入口、湖畔からは少し離れた位置。


前回はTCのパップテント。ブルームーンの夜でとても月がきれいだった。

 

rideinblue.hatenablog.com

 

あれから2年半、あの時を凌ぐ感動をしたキャンプはそうそうない。
今回のテントは HILLEBERG の NALLO3GT。
初めて前室の前を開けて、そこを地べたスタイルの活動スペースとした。


相変わらず散らかるリビングエリア。
座椅子はクレイジークリーク、床の帆布シートは新調した大きめのもの。

針葉樹と苔とヒルバーグ、北欧のように見えなくもない。

 

前幕には UNROOF CABIN のシェルター幕のS。
焚き火幕として使うのは初めてかもしれない。
ポールとペグが不足したので枝を使った。


細割薪は使い始めると楽でいい。箱に入っているので持ち運びも楽だし。

夕飯は鮪に煮卵とネギを和えたもの、

コンビニのビーフシチュー。玉ねぎとキノコを炒めて追加した。
簡単手抜き料理。

地べたスタイルは小さなテーブル2つだけだと不便かなと思い、
革の端切れを持ってきてみた。


ちょっとした作業や、モノを置く場所として便利だ。
来るときはザック内でランタンケースの代わりにランタンを巻いて使った。

珈琲を久しぶりに飲む。


雪渓ドリッパー、自転車のスポークから作られている。
毎回組み立て方られずにスマホで調べている。


冬の星座カシオペアが見えている。
少し離れたグループがうるさくはないが夜遅くまで焚き火をしながら話をしていた。
そして対岸の第一キャンプ場からがパリピらしい奇声が時々聞こえる、対岸でよかった。イヤホンをして音楽を掛けたまま就寝。

 

午前6時前


朝焼けはあっという間に消えた。

持ってきたイクラの醤油漬けと味付き半熟卵の残りが朝ごはん。


パックご飯はレンチンなら1-2分だけど、湯煎だと15-20分もかかる。
炊いてもいいくらいだ。

 

用事は昼過ぎからなので、朝食後もゆっくり撤収。


この使い方はいいかもしれない。
風もよけられるし、焚き火で暖もとれる。

ところで今回は、ザック1個にソフトクーラーと薪を手持ちでトライ。
残念ながら、防寒着とちょっとした小物を車へ取りにいったので、完全にバックパックのみとはいかなかったが、なんとかなりそうだ。

 

午後3時に用事が済んだので、幼少期によく遊んだ場所を訪ねることにした。
上越市五智交通公園。


隣にあった青少年文化センターはすでになく駐車場になっている。
40年以上経つが、まだゴーカートに乗れるんだなぁと感慨深くコースを眺める。

利用時間は終わっているようなので、コース内を歩いてみる。
コースの一番奥に蒸気機関車の展示があるのもそのままだ。


こうしてみると大きく立派なSLだったと改めて思う。
あの頃は、よじ登ったり、運転台に入ることができたが、今は規制線が張られている。

 

その後海岸へ移動。


五智から郷津の海岸を見る。Googleでも出てこないところを見ると、今は郷津の名を遺す場所は少ないのかな。
県内のサーフポイントでは有名で、この日も数名のサーファーがいた。

直江津市街、米山方面。


懐かしい景色だ。
また、いつか、ゆっくり来よう・・・